近視管理用眼鏡による近視抑制治療

*MiYOSMART・ミヨスマートは6月1日、Stellest・ステレストは6月11日発売予定です。*

近視管理用眼鏡は、これまでの近視の子供用のメガネに、近視進行抑制効果のため、特殊な光学設計を組み込んだレンズを使います。周辺部の網膜に、網膜の手前でピントが合う光をたくさん作用させたり、周辺部の網膜のコントラストを下げることで、近視の進行を抑える効果があります。通常の眼鏡やコンタクトレンズに比べて、2年間の平均抑制率が55~60%で、近視管理用眼鏡が直接関与する副作用は認められていません。非侵襲的で長期使用が可能で、日常生活に取り入れやすく、より小さな子供(5、6歳以上)でも簡単に行うことができます。乱視があっても使用できると言われています。途中で中止した場合のリバウンドも生じないと言われているので、理由を問わず中止できます。


MiYOSMART(HOYA) ミヨスマート DIMSレンズ

HOYAのMiYOSMART(ミヨスマート)は、9.4ミリの中心クリアゾーン周囲に、多数のセグメント(直径1ミリ、約+3.5Dの微小セグメントレンズ約400個)が組み込まれた構造です(DIMSレンズ)。遠見視力を保ちつつ、周辺網膜に近視性デフォーカスを生じさせることで近視進行を抑制する効果があります。推奨年齢は5歳~18歳。


*ミヨスマートレンズの実際の写真*

ミヨスマートレンズの写真です。来院された際には、実際のテストレンズをご覧いただくことができます。あくまで私の感想ですが、ぱっと見た感じではDIMS構造の小さい丸の集合体は目立たず、通常の眼鏡のレンズとあまり変わらないように見えます。(資料はHOYAから提供)


*ミヨスマートのご案内*


(資料はHOYAから提供)


Stellest(Essilor) ステレスト HALレンズ

EssilorのStellest(ステレスト)は、9.0ミリの中心クリアゾーン周囲に、高次非球面微小レンズ1021個を11リングに配置、高度に設計された非球面微小レンズで、立体的な近視性デフォーカスを形成(HALレンズ)、近視の進行を抑制する効果があります。推奨年齢は7歳~18歳。


* ご注意ください *

  • 調節麻痺下での視力検査、眼軸長検査などが必要で、通常の眼鏡より処方にお時間がかかります。初めての方は、予約をお取りください。
  • 近視管理用眼鏡処方や診察は保険診療です。
  • 通常の眼鏡より高額になります。眼鏡店によって価格は変動しますが、レンズ代だけで約7万円前後といわれています。レンズの保証などはレンズの種類によっても異なります。詳しくは窓口までお尋ねください。
  • 眼科処方の処方箋を持参してHOYAやEssilorが認可した眼鏡店でのみ作成できます。
  • 定期検査が2週間後、その後は6か月毎必要です。
  • 眼鏡店で、フィッティング調整をきちんと受けることが必要です(鼻眼鏡になったりしてずれると見にくく、十分な効果を得ることができません)。
  • 効果は個人差があり、近視が改善するものではございません。
  • 慣れるまでの最初の2週間程度、多少のぼやけや違和感を感じることがございます。その場合、自転車に乗るなど、危険を伴う可能性のある行動をお控えください。


 ご不明な点は受付まで