眼瞼下垂・アップニークミニ点眼液

眼瞼下垂は何らかの原因によって上まぶたが下がってくる状態のことです。それにより見えづらかったり、目が疲れたり見た目が悪くなるといった不都合を生じます。ひどい場合は、頭痛や肩こりといった症状の原因になる場合もあります。原因としては、先天性と後天性があります。よく見られるものは後天性の加齢によるものですが、コンタクトレンズ(多いのはハードコンタクトレンズ)の長期使用によるものも時々見かけます。後天性ではこの他にも外傷や神経麻痺、重症筋無力症などの全身疾患に伴うものもあります。


眼瞼下垂がおこるしくみ

上まぶたを上げるためには、眼瞼挙筋とミュラー筋の収縮が必要ですが、加齢によりこのまぶたを上げる筋肉の力が伝わりにくい状態になりまぶたが下がってきます。


(イラストは参天製薬ホームページから引用)


眼瞼下垂の症状と治療法

これらの症状が進行して、日常生活に影響したり、見た目が気になる場合には、これまでは手術が唯一の治療法でした。昨今、点眼薬(アップニークミニ点眼液)による薬物療法が開始され、いきなり手術の決心がつかない場合や、眼瞼下垂の程度がそれほど重くない場合には、有効な選択肢だと言われています。ただし、眼瞼下垂の原因が神経疾患など他の病気である場合には、その病気の治療が優先されます。まず、眼科で診察を受けて、原因や程度に適した治療を受けることが大切です。(イラストは参天製薬ホームページから引用)


アップニークミニ点眼液とは

  • 後天性眼瞼下垂に対する、日本で初めての点眼治療薬(参天製薬)です。米国ではすでに以前から使用されていましたが、今回日本でも認可されました。
  • 有効成分 オキシメタゾリン塩酸塩
  • 用法・用量 通常成人には1回1滴、1日1回点眼
  • 一回使い切りタイプ 30本1箱
  • 保険診療適応外 自由診療です。1か月分1箱4890円 (写真は参天製薬ホームページから引用)

アップニークミニ点眼液の作用機序

上まぶたを上げる筋肉の一つであるミュラー筋を収縮させることでまぶたを上げます。有効成分のオキシメタゾリンがミュラー筋のα受容体に作用し、効果を発揮します。点眼5~15分後から8時間程度、効果が持続するといわれています。1~2ミリ程度、まぶたが上がり、目を開けやすくすることができます。(イラストは参天製薬ホームページから引用)


使用上の注意

  • 処方は眼科での診察が必要です。
  • 閉塞隅角緑内障の可能性のある方は点眼できません。
  • 原因や状態によっては、別の治療をお勧めする場合や処方できない場合がございます。
  • 効果には個人差があります。
  • 診察及び点眼薬は保険適応外の自由診療です。定期的に診察をお受けいただく必要がございます。(イラストは参天製薬ホームページから引用)

アップニークミニ点眼液治療の費用

診察・検査後、適応と判断されれば治療開始となります。治療継続中は定期的に有効性、安全性の確認が必要です。

  • 費用は全て自由診療(公的医療保険の対象外)です。
  • 3回目以降は3か月ごとの定期的な通院が必要です。6か月以上間隔が空いた場合は初診になります。
  • 2回目以降は3箱まで購入できます。
  • お試しは一回限りです。お試し後2週間以内であれば診察・検査なしで1箱購入可です。
  • アップニークミニ点眼液による治療は自由診療です。なお、副作用等で治療を中止した場合でも、一旦処方した点眼液については、返品・返金に応じることはできません。

 ご不明な点は受付まで