多焦点ソフトコンタクトレンズは、一般的には近視用のソフトコンタクトレンズに、近くを見る度数が組み込まれた老眼の始まった方の遠近両用コンタクトレンズとして知られています。このソフトコンタクトレンズの構造が子供の近視進行抑制に効果があるという事がわかり、海外では各社が様々なデザインの多焦点ソフトコンタクトレンズを開発しています。目に対する刺激が少なく比較的装用しやすく、一日タイプの使い捨てコンタクトレンズであるため、衛生的で管理が難しくありません。国によっては低濃度アトロピンやオルソケラトロジーより選ばれているようです。中止後のリバウンドも認められないとされています。ある程度近視が進んでいても治療を受けることができます。しかし、日中に装用するため、ゴミが入った時などに、自分で取り外したりできることが大切です。費用は、診察代金(保険診療)+コンタクトレンズ代金です(詳細は受付まで)。
MiSight 1 Day(マイサイトワンデー)は、近視進行を抑制する効果が証明されている小児向け1日使い捨てコンタクトレンズ(多焦点ソフトコンタクトレンズ)で、海外では以前から処方されています。「近視の視力補正および進行抑制」を目的にして、日本では厚生労働省からの承認を受けて2026年2月から発売が開始されました。発売元はクーパービジョンです。8歳から12歳の小児144名を対象にした3年間の研究で、近視の進行抑制は59%、眼軸長の伸長抑制は52%でした。世界で20万人以上の子供たちが使用しているといわれています。
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