近年、子供たちの近視の増加と低年齢化が、世界的な問題になっています。原因としては、スマートフォンやゲームなど、低年齢から画面を長時間見ることや、外遊びの時間が減っていることが考えられます。近視は将来、網膜剥離や緑内障といった病気のリスクを上昇させることもわかっていて、進行を抑えることが大切です。その一つの治療法として、今回、参天製薬さんから、リジュセアミニ点眼液という眼軸長が伸びるのを抑制する低濃度アトロピン点眼薬が発売になりました。厚生労働省が認可する低濃度アトロピン点眼薬は、長年発売が待たれていました。当院でもゴールデンウイーク明けから予約制で治療を開始いたします。自由診療で保険の適応はございません。詳細は近視進行抑制治療のページをご覧ください。